2月4日、立春を迎えました。
今年の冬はぐっと冷え込みましたが、今週から少しずつ気温も上がっていきそうですね。
昼間も長くなり、自然界もだんだんと陽の氣が増えていきます。
立春から立夏までの時期は五行でいうと「木」の季節。
冬の間にじっと土の中で眠っていた種から根が出て芽吹き、のびのびと成長していく季節です。
関連する臓器は「肝」。血を蓄え、浄化し、行動のエネルギーを生み出してくれる臓器です。
「肝っ玉がすわっている」という表現があるように、新しい事をスタートするときの勇気と決断力に関わります。
肝が弱くなると、物事を決められず優柔不断になったり、行動できないイライラやフラストレーションが怒りに変わりやすい事も。
肝を補うために、血を補い、浄化を助けてくれる食材がおすすめです。
そして、暦の上では春になっても実際はまだまだ寒い季節。
そんな時期におすすめのは【イカ、タコ、貝類】など海の食材です。
タンパク質が豊富で肝臓のエネルギーにもなり、海の食材は冬の臓器「腎」を補ってくれる作用もあります。
菜の花や、香りのする香味野菜と一緒に摂って、解毒を促すとベストですね。
おすすめの香りは【ローズマリー】
お料理にも、お肉の臭みけしなどで使われますが、浄化作用が高く、
スーッとした強い香りが、気持ちも体内も、余計なもののデトックスを助けてくれます。
冬にじっくり自分と向き合って、やりたい事や行動の原動力になる思いを見つけた方は、
その思いを実行に移すために、ローズマリーやペパーミントのように成長力が旺盛で、のびのびと育っていくハーブの精油のエネルギーを借りてみてくださいね。
まだまだ、気温の差も激しい時期ですので、一気にやろうとせず
ご自身のこころとからだと対話しながら、ご自分のペースでスタートしてみてください。
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昨年の春分から、1年を通してコラムを書かせていただきましたが、今回で一旦区切をつけたいと思います。
自然と同じように、私たちの人生も、その時々で変化しながら、そして必ず成長しながら巡っている。
そんな巡りの中で、自然の力を借りながら、自分らしく過ごしていけるヒントになればいいなと思って書かせていただきました。
私自身、楽しみながら、とてもいい経験をさせて頂きました。フクシアさんに感謝です!✨
最後まで読んでくださって、ありがとうございました♡
文責 aromaTicoセラピスト 重田ようこ