6月21日、夏至を迎えます。
本格的な梅雨に入り、ジメジメとしてなんとなく気分が晴れない日が多くなるかもしれませんね。
この時期は、春・夏・長夏(梅雨)の気候が入り混じって
身体も心も不安定になりがちな季節です。
特に長夏は「脾」の弱りやすい季節。
脾臓は、胃に消化液を送る臓器で、ここが弱ると消化力が落ち
栄養の吸収も妨げられます。「脾」が冷えたり、弱ったりすると
心の栄養も足りなくなり、くよくよと考えたり、自分を責めたり
いつもより不安感が強くなったりしてしまうことも。
なるべく消化にいいもの、そしてお腹を冷やさないように
心がけてくださいね。
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おすすめの食材ですが、この時期は何かをプラスするよりも
「多すぎるものを減らす、マイナスの食事」を心がけてみてください。
いつもの習慣で食べているもの。
これを一旦やめてみる。 または減らしてみる。
例えば、毎朝のパンやコーヒー。
毎晩のアルコール。
お料理に使っている砂糖や、油。
普段何気なく、当たり前に摂っているものを
本当に毎日必要かな? この量でいいかな? と
偏っていないか、一度見直す時期にしてみてください。
特に、「小麦」「砂糖」「高脂肪食品」「アルコール」「カフェイン」
これらは簡単に脳内の快感物質を分泌させるので
依存性があります。
これらの食品を数日でも止めることに抵抗を感じる場合は
まずは自分が「依存しているかもしれないな」という感覚に気づくことが
偏りを手放すための第一歩になります✨
小麦の代わりにお米や大豆食品を。
砂糖の代わりに甘酒やドライフルーツを。
アルコールの代わりに炭酸水を。
この機会に、嗜好品の代わりになるものを試してみるのもいいですね。
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おすすめのアロマは「ゼラニウム」
園芸用として、色々な種類がありますが
エッセンシャルオイルに使用されるのは
葉っぱがギザギザで、触ると華やかで強い芳香性のある
ローズゼラニウムと呼ばれる種類です。
ゼラニウムは、植えるとどんどん大きくなり
「気」のパワーがとても強いオイル。
からだの「血」や「水」を巡らせるには「気」の力が必要なのですが
ゼラニウムはこの「気」を補い、体内の血流をよくし
余分な水分の排出を促すので、むくみにも効果的です。
「脾」は「湿」に弱く、からだに余分な湿気が溜まると
消化力が落ち、気持ちもジメジメクヨクヨとなりがちです。
お風呂にゼラニウムを2~3滴落として湯船に浸かり
お腹をあたため、じんわり汗をかくのがおすすめです。
余分な水分と一緒に、偏った思考や執着も一緒に少しずつ手放して、
軽やかな心身で夏を迎えたいですね。
私も最近は特にゼラニウムが大好き💛
不足しがちな「気」を、心身が求めているんだなって感じます。
季節や自分の状態によって香りの好みが変わるのって、
本当に不思議で面白いです☺
staff yoko